姚景源：人民元の上昇は世界経済の災難になります。

国家統計局の元総経済士姚景源氏は7月23日、人民元切り上げによる不利な要素は中国の経済に大きな影響を与えます。その中で一番大きな問題は輸出に打撃を与えることです。

現在まで、人民元は6年間で、切り上げ幅はすでに20%を超えました。最近、国際通貨基金は再度人民元の切り上げを促し続けています。為替レートそれぞれ3%、17%、23%と過小評価されています。
姚氏によると、国家の為替レートは国家主権であり、国際通貨基金が中国人民元の切り上げを要求するのは無理だという。人民元の為替レートが大幅に上昇すれば、私達の輸出はすぐに大きな影響を受けます。もし輸出が影響を受けるなら、これは中国経済だけの問題ではありません。

姚景源によると、世界のこの10年間の経済成長はエンジン二つで、一つはアメリカで、一つは中国で、金融危機、アメリカのエンジンは消火しました。今は中国のこのエンジンが残っています。もしこのエンジンが再び消火されれば、中国経済の災難ではなく、全世界経済の災難です。経済世界経済の健全な発展の必要性でもあります。

中国政府はIMFの人民元の為替レートの評価についても、「人民元の為替レートは均衡水準に近づいている」と否定しています。

中国中央銀行の周小川総裁は7月11日付けの「中国金融」誌に、「中央銀行は人民元の為替レート形成メカニズムをさらに充実させ、為替レートの合理的な均衡水準を基本的に安定させる」と記した。