江蘇綿糸は雨の影響があまりない。

最近、江蘇省の大部分の地域では雨が降っていますが、雨量の分布が不均等で、全体的に見て、蘇南の雨は蘇北より多いです。7月11-12日、淮河以南地区では強い雨が降っていますが、蘇南綿の栽培面積はより少なく、さらに内河流域に近い地区では事前に準備ができています。雨が降る前に内河の水位が下がりましたので、綿にはあまり影響がありません。現在のところ、ほとんどの地域では曇りとなり、雷雨を伴っています。

7月15日現在、同省綿全体の伸びは良好で、一部の地区の綿花の成長指標は去年の同じ時期とほぼ同じで、綿株の高さは40-75センチで、蘇北の伸びが良い綿株の高さは80センチぐらいに達しています。果物の枝は4-9本、つぼみは3-6本/株で、一部の綿株はすでに鈴になっています。

7月以来、同省のほとんどの地域の繰り綿オファーは安定しています。実際の成約価格は少し緩みがあります。繰り綿成約価格は大幅に減少しています。例えば、東弱3硬4級綿のオファーは18400-8600元/トンで、実際の成約価格は18000-1880元/トンで、月初めより200元/トン下落しました。新疆3級綿のオファーは18800-1199元/トンで、実際の成約価格は1840-8600元/トンで、月初めより400元/トン下落しましたが、紡績企業の購買意欲は高くありません。また、7月以来、省内の洗浄綿の価格は比較的堅調で、販売状況は良好です。純綿糸と純綿の生地の価格はいずれも値下がりしました。その中で綿糸の価格は累計400-600元/トンで下落しました。気流紡績糸の価格は500元/トンぐらいに下がりました。

泰州のある紡績企業によると、現在の取引先は紗価格の下落に対してかなり冷静で、積み込みに来る取引先はごくわずかで、第二四半期の資金を持って並んで商品を引き取るのと対照的に、紡績企業の綿糸の在庫量も増加しています。現在、紡績はすでに伝統的な閑散期に入っていますが、下流の紡績企業は綿の相場がまだ不安定で、新綿が発売される前に後市の相場が決まっています。