ネパールの対米衣料輸出が大幅減

6月13日のカトマンズ・ポスト紙によると、ネパールの2008年初めの5カ月間の対米衣料輸出は、労使紛争、受注減少、産業競争力の低下などの影響で前年同期比36%減少した。 
尼服装協会の統計データによると、尼服装メーカーは803万ドルの対米輸出にとどまっているが、前年同期は1254万ドルだった。報告書によると、3、4、5月の下落幅は最も大きく、うち5月は110万ドルの輸出にとどまった。数ヶ月前のトレイ地区の激動により、税関が16日間閉鎖され、企業は時間通りに納品できず、より多くの注文書が流出した。現在の輸出量は最盛期の2003年の8分の1にすぎない。 
2002年には米国がカリブ海とサハラ以南地域の国にゼロ関税待遇を提供し、2005年には国際織物の割当額が失効するなどの要因も尼成衣の対米輸出に深刻な影響を与えた。尼服装生産企業は以前の500社から数十社に減少し、約8万人の労働者が職を失った。尼服装協会は政府に服装加工園区を設立し、輸送と生産コストを削減するよう呼びかけている。そしてゼロ関税待遇を勝ち取る。